今回も、シングルで日々奔走し頑張っている方々の強い味方、福岡市の「ひとり親家庭支援センター」のご紹介の続編です!今回は、「ひとり親家庭等日常生活支援事業」についてご説明します。
ひとり親家庭及び寡婦の方が、①または②の時に、家庭生活支援員(ホームヘルパー等の資格を持ち、子育て支援研修を修了し、ひとり親家庭支援センターに登録している人)を派遣します。利用は、①②とも原則として年20回を限度に行います。
①家事・保育のサポート
就職活動や一時的な疾病(感染症を除く)、事故、冠婚葬祭、学校行事参加などのために、一時的に家事援助等生活援助や保育サービスが必要なとき
②残業時の保育のサポート
乳幼児から小学生までの児童を養育する家庭で残業のため保育サービスが必要なとき
◆利用できる世帯ひとり親家庭・寡婦
◆手続き福岡市立ひとり親家庭支援センターで事前の相談・登録が必要です。
◆利用者の負担額(1時間あたり)子育て支援(利用世帯の所得区分によって0円~150円)生活支援 (利用世帯の所得区分によって0円~300円)
支援の内容
乳幼児、児童の保育・食事の世話・住居の掃除・身の回りの世話・就寝の世話・生活必需品等の買い物など
支援できないこと
戸外での保育・仕事(内職を含む)の手伝い・年末等の大掃除・慢性の病気や感染症にかかって家事ができない場合の家事
この事業の良いところは、何といってもその利用料であり(格安!)、必要なとき、必要な時間分、支援を頼める使い勝手の良さであると思います。ただし、「一時的に」支援が必要なとき、または残業のときという利用するうえでの制限がありますし、利用回数の制限もあります。
その制限があるとしても、とっさの時に支援を頼むことができますので、日々の生活に不安を抱えている方にとって、お守りのような安心感を与えてくれるのではないでしょうか。事前の相談・登録が必要となりますのでお問い合わせされてみてくださいね。
「ひとり親家庭支援センター」のひとり親家庭等日常生活支援事業についてのご紹介をしましたが、当該センターでは、就業相談・法律相談・生活相談・心の相談、その他の各種イベント等も行っています。とてもご相談しやすい雰囲気ですので、お気軽にお問合せされてみてください。
お役立ちリンク集
生活支援・養育費支援等
家事・保育のサポート
日常生活を営むのに一時的に
支障が生じている場合のサポート
家庭生活支援員の募集
追加情報
依頼する理由を問わず子育ての応援をしてほしい方はこちらもあわせて登録すると安心です♪
福岡ファミリー・サポート・センター(福岡市)
「子育ての応援をしてほしい人」と「子育てを応援したい人」が地域のなかで育児の助け合い活動を行う会員組織です。依頼する理由は何でもOK!
応援を受けることができる 子どもの要件 | 生後3か月から小学校6年生まで(障害があるなど特別な支援が必要な場合は概ね18歳まで |
手続き | 会員登録が必要 |
子育ての応援を してほしい人 | 福岡市内にお住まいか勤務していること。当該センターが実施する約1時間の講習を受けること |
子育ての応援を したい人 | 福岡市内在住の心身共に健康で、自宅において子どもを安全にあずかれる人。当該センターが実施する講習を受講すること |
利用料金 | 月~土曜日の午前7時~午後7時:600円/時間 上記以外の時間、日曜日、祝日(12/31~1/3含む):800円/時間 送迎を行う場合は、1回につき100円追加 |
ふたつの事業をうまく利用して、子どもに手がかかって忙しい時期をなんとか乗り切りましょう